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【第二外国語】フランス語を選択する大学1年生へ。いい点、面倒な点の紹介。

第二外国語のフランス語。いい点と面倒な点。
新大学1年生
新大学1年生
大学で第二外国語を選択するように言われているけど、どれが簡単でどれが面倒なのかぶっちゃけよくわからん

おそらくほとんどの方はこんな風に感じると思います。実際僕も大学に入学する前に第二外国語を選択するとき、同じようなことを思っていました。今まで受験で英語しか勉強をしてこなかったため他の言語がどれくらい難しいのか、あるいは簡単なのかわかるはずかありません。

この記事ではフランス語を選択し、フランス語を1年間勉強した僕がフランス語の良い点と悪い点について思っていることをそれぞれ紹介していこうと思います。まだどの言語にするか迷っている人、あるいはフランス語を選択するつもりだけど、一体どんなものか想像がつかないという人は是非ご覧ください。

また、僕は秋学期のフランス語の期末テストでは100点中94点をとることができたので一応フランス語初心者の意見としては信頼性があるものだと思っています。

この記事を読むことでフランス語の+な部分と-な部分わかると思います。

 

フランス語の良い点と悪い点

フランス語の良い点と悪い点の結論としては以下の通りです。

 

フランス語のプラスな点は大まかに以下の3つあります。

プラスな点

・国際的に英語の次に使われている言語。
・英語と比べ発音の規則が複雑ではない。なれるとラク。
・英語と似ている単語が多いので、単語は覚えやすい。

そしてフランス語マイナスだと思う点は以下の3つです

面倒な点

・男性と女性形を覚えるのが面倒
・動詞の活用を覚えるのが非常に面倒
・かっこいい/おしゃれという理由で選択するべきではない

まずはフランス語の良い点から見ていきましょう

 

フランス語の良い点

国際的に英語の次に使用されている言語

第二外国語フランス語

フランス語というのは実は世界でも英語に次いで2番目に多く使われている言語で多くの国と地域で使用されています。

また国際連合の公用語としても使われている言語でもあります。これから僕たちの世界はますますグローバル化が進むはずです。なのでそういった側面を考慮すると、将来世界で活躍したいという人はフランス語を学ぶ価値は大いにあると思います。

またそうでなくても、世界でも2番目に多く使われる言語なので、海外に留学や遊びに行く際、仮に英語が通じない国であってもフランス語がわかれば行動の範囲は広がります。

僕がフランス語を選択した理由は実は単純に多くの人が使っているからというものでした。別に僕は将来海外で働こうなどとは思っていませんが、何かあった時英語以外に使える言語があったらいいなと思いまして、それじゃあ多くの人が使っている言語が良いじゃんというわけでフランス語を選択しました。

 

英語と比べ発音の規則が簡単

これはどういうことかといいますと、まず英語の例を挙げます。

例えば「i」 これは「イ」とも発音できますし(ex. this)、「アイ」とも発音できます(ex. idea)
また「a」の発音でも「エ+ア」「ちからを抜いて短くア」「オの口でア」など

このように様々な発音があります。

しかし、フランス語には「a」だったら「ア」、「i」だったら「イ」のようにアルファベットごとに、どのように発音するべきかが決まっているので、フランス語では「i」を「アイ」などと違う読み方をするものはありません。

1つのアルファベットにつき1つの読み方なのです。

これがフランス語を勉強するうえでのラクな点なんですが、意外とこれになれるのが難しく1つのアルファベットにつき1つの読み方とはわかっていても、受験勉強で英語のほうを長く勉強している僕らはどうしても英語のように発音しがちです。しかし難しいのは最初だけで割とすぐになれます。

英語と似ている部分が多いので単語などが覚えやすい

僕は別に英語とフランス語との関係を知っているわけではないので、よくはわかりませんが、どういうわけか英語とフランス語の単語は似ている部分が多いです。

これは僕が何も知らずにフランス語を勉強して1年経過して1番感じたことです。

例えば以下のようなものがあります。

・histoire→歴史
・fruit→果実
・creme→クリーム
・courage→勇気
・finir→終える
・obeir→従う
・parfum→香り

など

このように英語とフランス語では似ている単語が多かったり、類推できるものが多いので勉強するうえでラクな部分でもあります。

しかしそうは言っても全部が全部英語と似ていたり、類推できるものではないので注意してください。

 

以上がフランス語を勉強するうえでラクな点です。

次はフランス語の面倒な側面を見ていきます。

 

フランス語の面倒な部分

名詞の男性形と女性形が面倒

第二外国語フランス語

フランス語の非常に面倒な部分の一つに名詞の男性形と女性形の区別があります。例えば、「livre(本)」は男性形だし、「table(テーブル)」は女性形です。

フランス語ではこれをある程度覚える必要がありまして非常に面倒です。単語を覚えるのでさえ大変なのにましてその単語が、男性形か女性形かまで覚えるのはマジで面倒です。

形容詞も男性形と女性形があるのですがこちらの区別は簡単なのですが名詞の区別は最初は本当に意味不明でした。

日本語と英語しか知らなかった僕は、最初フランス語にしなきゃよかったなと思いました。しかし勉強していくうちに男性形か女性形かをカタチで判断できるようになったので今ではそんなに苦労はしていません。(語尾にeが付くものは女性形が多い、冠詞や指示形容詞で判断できる)

 

動詞の変化がめちゃめちゃ多い。マジで覚えるのが大変。

英語の具体例を出しましょう。「make」にします。makeの時制の変化は以下の通りです。

現在形 過去形 過去分詞
make made made

また未来形にはwillをつければいいし、仮定法も形が決まっています。

 

さてフランス語の動詞の変化はどうか。「aimer(読み方はエメ。意味は愛する)」を例にとりましょう。ちなみに僕はaimerというアーティストがめちゃめちゃ好きで神曲ばかりなので是非1度聞いてみてください、というのは置いといてフランス語のaimerという動詞の活用がどんなもんか実際に見ていきましょう。

主語 動詞の形 主語 動詞の形
aime 私たち aimons
aimes あなたたち(あなた) aimez
aime 彼ら aiment
彼女 aime 彼女たち aiment

 

まずフランス語の動詞の活用で面倒な点は主語によって動詞の形が変わること。もちろんaimerだけではありません。フランス語のほかのどの動詞もこのように主語対して形が変わります。

さらに悲報を伝えるとこれは「現在形」なんです。

つまりさらにこれが過去形(過去形は過去形でも半過去と複合過去)、未来形(未来形は未来形でも単純未来と前未来)、それから英語で言うところの仮定法など、1つの動詞につきこれをあと5つほど(単純未来、前未来、半過去、複合過去、条件法)を大学1年生で覚えなければいけないのです。

英語がかわいく見えます。

 

フランス語は「かっこいい」わけではないし「おしゃれ」でもない

フランス語を選択しようとする人の中にはそれがかっこいいとかおしゃれだからという理由で選ぶ人がいるかと思います。

正直に言いますとそれだと後悔するかもしれません。なぜかと言うとフランス語の「r」の発音がおっさんがたんを吐くときの「かーっぺ」の「かー」だからです。

おせじでも綺麗とは言えません。

僕も最初はフランス語できたらかっこいいなと思いながら選択したのですが、そんなことはありませんでした。「r」の発音が難しいし、汚いし、がっかりしました。

なのでフランス語を選択する人でかっこいいとかおしゃれという理由で選択しようとしてるなら一度考え直したほうがいいです。

 

まとめ

改めてフランス語の良い側面と面倒な側面を振り返ってみます

フランス語の良い点

①国際的に英語の次に使われている。
②発音は規則に慣れるとラク。
③英語と似ているので単語を覚えるのがラク。

フランス語の面倒な点

①男性・女性形の区別が最初は難しい。
②動詞の活用が面倒。
③「r」の発音が難しくて汚い。

 

というわけで記事は終わりです。第二外国語を選択するときはいろいろな人の意見などを参考に慎重に選択してください。

 

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ryouta
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